オグリキャップをもう一度

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今年の競馬の「幕開け」について

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

このブログに関する今年の目標は、更新率のアップです。なるべく更新するよう努力いたしますので、よろしくお願いします。

 

今年一発目のブログ。南関東競馬好きの私としては、これにしようと思ったのが、今年の南関東競馬最初のレースとなった、川崎競馬1R「2020幕開け特別」について。

このレースを勝ったのがボンモマンという馬でした。

ボンモマンの父は、東京ダービー馬であるアンパサンド。母は道営の重賞リリーカップを勝ったビーボーン。

これだけでも地方競馬好きのマニアックな人にとっては応援したくなる血統。

しかも、ブロケードという牝馬のクロスがあるのです。

ブロケード柴田正人騎手を主戦に桜花賞を勝った名牝。サンシャイン牧場が功労馬として大事にしてきた馬です。

ブロケード自体はこれといった活躍馬を生むことはなかったですけど、大事にされたため、その孫や曾孫といった代で徐々に活躍馬が出てきました。

その活躍馬同士の配合。これはサンシャイン牧場だからこそできたものですし、サンシャイン牧場の想いが詰まったものでもあります。

 

ちなみに、2020幕開け特別の2着馬はブラヴール。こちらの父は東京記念などを勝ったセレン、母は南関東三冠牝馬チャームアスリープという血統で、やはり南関東競馬ファンなら応援したくなるような血統の馬でした。父と母がともに同じ馬主であったという縁で、このような配合がなされたということです。

 

アンパサンドもセレンも南関東競馬所属の馬で、正直マイナー種牡馬であります。

しかし、人々の想いや縁によって、その血は残っていく可能性もあります。強い産駒が生まれる可能性もあります。

競馬は想いをつないでいくスポーツ。そんな気持ちにさせられました。

 

ボンモマンはフランス語で「幸せなひととき」という意味。

今年一年、たくさんの人に幸せなひとときが増えますように。

モジアナフレイバーは東京大賞典で金星をあげられるだろうか

前回のブログで「モジアナフレイバー」について書くと言ってしまったので、今回はそちらを。

それにしても、遅筆のため、その間に書きたいことが増えて書けなくなるという…。

愚痴はこれくらいにして、本題へ。

 

モジアナフレイバーが勝った勝島王冠の内容は、凄味すら感じるものだった。ノンコノユメサウンドトゥルーといったG1級勝ち馬相手に完勝。上り3Fは36秒台を計測した。

もとより将来を期待されてきた同馬。じわじわと距離を伸ばし、大事に使われながらの3歳時。まだ体が緩く、完成していない時点でクラシックでも差のない競馬を繰り広げてきた。

明けて4歳の今年。久しぶりのマイル戦であり、遠征競馬でもあった南部杯ゴールドドリームと接戦。それも、4コーナーで外に張られながらであり、力があるところは存分と見せた。

その後の勝島王冠の内容。それを考えれば、地元大井も含めて、十分相手になる。

 

そんなモジアナフレイバーの強さを血統的に言うと、Northern DancerMr.Prospectorの継続クロスにある。父バトルプランNorthern Dancerの4×4とMr.Prospectorの4×3を持っており、そこにNorthern DancerMr.Prospectorを4代前に持っているナスケンアイリスを配合することによって、Northern DancerMr.Prospectorを影響力を継続させる。

Mr.Prospectorはしなやかなスピードとパワーを伝えることが多い半面、しなやかさが若いときだと緩さにつながってしまうこともある。そこに成長力とがっしりとした器用さを伝えるNorthern Dancerも入れることで、Mr.Prospectorの欠点が歳を重ねるごとに解消されてきた。4歳でも春より秋の方がより良くなってきたのは、そのためであろう。

 

とはいえ、Northern DancerMr.Prospectorも取り立てて珍しい血ではない。むしろ、今の日本ではほとんどの馬にどちらかは入っている。

なら、モジアナフレイバーがJRA勢の一線級とも互角に渡り合えるようになった要因は他にもあるのかもしれない。もちろん、環境面等もあるが、血統面では、ナスケンアイリスの牝系の素晴らしさにあろう。

きょうだいのナスケンリュウジン、ネクストムーブはJRA3勝、オーブスプリングは道営の重賞フローラルカップを勝利、現2歳のヴァルストは新馬勝ち、ゴルトマイスターに至ってはオープン入りを果たし重賞制覇の期待もかけられているほどの馬である。そうなると、ナスケンアイリスは隠れた名繁殖牝馬といえよう。その源となっているのは8代前の母Aloeから連なる牝系にある。

今の日本でAloeの牝系で一番有名なのはウインドインハーヘアであろう。そう、ディープインパクトの母である。

他にもその牝系はエタンやKnown Fact、Gone Westなども出しており、世界的にも一流の系統であると同時に、なお活力のあるものだ。

ディープと同じ牝系と考えるとパワー不足のようにも思われるが、ウインドインハーヘアの系統からは帝王賞を勝ったゴルトブリッツが出ているように、日本のダートもこなせるだけの下地はある。

根底に流れる名牝系と、積み上げられた世界的な流行の血であるNorthern DancerMr.Prospectorの継続クロス。その結果、力をつけてきたのがモジアナフレイバーなのだ。

 

年末の大一番、東京大賞典。モジアナフレイバーは好枠といえる4枠5番に入った。

牝馬やスプリント戦ではJRA相手にも勝てる地方馬はいたが、クラシックディスタンスである2000m前後の距離では好勝負できる馬すら久しく出ていなかった。

フリオーソ以来のクラシックディスタンスでの地方勢勝利。その瞬間を、ぜひとも見たい。

 

 

いろいろあるけど、とりあえずダイワメジャーとSadler's Wellsについて

先週の競馬はいろいろなことがありました。

平日ですと、モジアナフレイバーが勝った勝島王冠。

土日は、藤田菜七子騎手のJRA重賞初勝利に阪神JF、さらに香港デーでの日本馬の活躍。

書きたいことがたくさん。

時系列的にはモジアナフレイバーから書くべきなんでしょうけど、それは次にでも。

今回は、レシステンシアとアドマイヤマーズという2頭のダイワメジャー産駒について書こうと思います。

 

12月8日(日)、阪神JFでレシステンシア、香港マイルでアドマイヤマーズと、ダイワメジャー産駒が日本と香港のG1を同日に制するという快挙を成し遂げました。

この2頭に共通しているのが、母がSadler's Wells持ちだという点です。

 

そもそも、ダイワメジャーサンデーサイレンス×スカーレットブーケという血統なので、ヴァーミリアンの母スカーレットレディ(父サンデーサイレンス×母スカーレットローズ(スカーレットブーケの全姉))と同じ配合。ヴァーミリアンの父エルコンドルパサーはSadler's Wellsを強調した配合だったので、ならダイワメジャーもSadler's Wells持ちの相手と好相性なのでは、と考えたのです。

 

ただ、母がSadler's Wells持ちである場合とそうである場合とを比べると、平均した勝率や獲得賞金で大差がなかったというデータが。

これは、おそらく重すぎる、軽快さに欠けるというSadler's Wellsの良くない影響が出すぎたからだと思われます。

 

実際、レシステンシアとアドマイヤマーズ以外にも母がSadler's Wells持ちであるダイワメジャー産駒で活躍したのがいます。メジャーエンブレムやシゲルピンクダイヤです。

 

メジャーエンブレムとシゲルピンクダイヤ、そしてレシステンシアには共通点があります。牝馬であること、そして、Danzig持ちであるということです。

DanzigはSadler's Wellsの持つパワフルさを損なうことなく、スピードを増幅させるのことを可能にしているようです。

また、牝馬であることから、Sadler's Wellsの重さよりもしなやかさが出てくるというのも考えられるかもしれません。

そう考えると、阪神芝1600mの阪神JFでレシステンシアが勝ったのは、血統的に当然といえるかもしれません。

 

アドマイヤマーズに関してはDanzigを持っていません。

ただ、昨年書きましたが、アドマイヤマーズの場合、Haloのクロスによる軽快さがSadler's Wellsの重さを解消しているのだと思われます。

 

Sadler's Wellsの血は、世界で見たら主流も主流の血統です。しかも、上手に使えば長くパワフルに切れる脚を使える産駒が出るものでもあります。

今後、ただの「切れ」以上が求められるようになったとき、日本でもSadler's Wellsの血がより重要になるのではないでしょうか。

そうなったとき、このあたりの配合はヒントになるかもしれません。

エルコンドルパサーとキャサリーンパーとクリソプレーズとゴールドアリュールと

早いもので12月となりました。今年も残り僅かなんですね。

今年は更新頻度を上げようと思った当ブログですが、意に反して(?)なかなか更新できず。すみません。

12月。駆け込み投稿をしないといけないのかな。

 

で、とりあえず直近であったこと。チャンピオンズカップについて書こうかと思います。

クリソベリルは強かったですし、レースレベルはものすごく高かった等語ることがいろいろありますが、レース回顧はこの広いインターネットという海のどこかにあるはず。ここではクリソベリルの血統について書いていきます。

 

クリソベリル。父ゴールドアリュール、母クリソプレーズ、母の父エルコンドルパサー、母の母キャサリーンパー。

きょうだいにマリアライトリアファルがいて、近親にダンビュライトやブラックスピネル、アロンダイトなどがいる超良血。そもそも全兄クリソライトであるから、ある程度走ることは最初から約束されていたも同然でした。

とはいっても、良血だからと言って走るか分からないのが競馬界。そんな中、キャサリーンパーの牝系が芝のマイルから芝の長距離、ダートの王道路線までバラエティに富んだ馬をコンスタントに出せる理由は何なのか。そこから語っていきましょう。

 

おそらくキャサリーンパーの繁殖牝馬として優れた能力を伝える源は、Nasrullah×Malindiの全きょうだいによる3×4のクロスにあると思われます。

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(出典:netkeiba)

Nasrullahはスピードと伸びをよく伝えるもの。全きょうだいクロスという手法をとることで、より特徴的なものになったのかと思われます。RibotRivermanの長距離も大丈夫な血があることで、中・長距離で持続して脚を使えるダンビュライトやマイルで伸びてくるブラックスピネルなどを輩出していることにつながっているのだと思われます。

 

そんなキャサリーンパーにエルコンドルパサーを種付けして生まれたのがクリソプレーズ。エルコンドルパサーはSpecial×Lisadellの全きょうだい3×2という濃いクロスを持ったサドラーズギャルに、Specialの血を持つKingmamboを付けて生まれたものです。その他にも様々なニアリークロスを経由しており、まあ凝縮されたものとなっています。

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出展:netkeiba

キャサリーンパーとエルコンドルパサーは、ともに濃いクロスを持ちながら、掛け合わせると5代以内にはクロスが生じない、だけど、それ以降になると主要な血を増幅させるという絶妙なバランスをもった関係になります。SpecialやLisadellだってNasrullahが母の父なわけですし。

SpecialやLisadellの母であるThongの血は、短距離からクラシックディスタンス、ダートに欧州の芝まで、どんなカテゴリーの名馬にも入ってるのが多いもの。エルコンドルパサーとキャサリンパーではThongの血を濃くなりすぎない程度に増幅させる、絶妙な配合になったのでしょう。

クリソプレーズの様々なタイプの子を出す背景には、そのことがあるのでしょう。

 

個人的にクリソプレーズは繁殖牝馬として、土台を伝え、色は種牡馬の方を強く出すという特徴があるように思っています。

力のベースは自分が。だけど、どういう舞台が適しているかは父の方が出てくる。

ディープインパクトなら芝になりますし(それでも底力のようなものは母から出ている気がする。ディープにしては切れがそこまでないのもそれ)、ゴールドアリュールならアメリカ的なスピードとパワー。

特に、ゴールドアリュールの場合、母がSpecialであるNureyevのクロスが成立するので、よりNureyevのようなタフさ、持続的な脚が強くなってくるのだと思います。クリソライトの場合はダイオライト記念を三連覇したようなスタミナにつながりましたし、クリソベリルの勝負根性やスピードにもつながるのでしょう。

こう書いていると、オルフェーヴルを付けたエリスライトはなぜあまり走らないんだ、ということになりそうですが、この馬についてはいずれ書きたいと思います。

 

ちなみに、チャンピオンズカップ2着だったゴールドドリームはSpecialの牝系にゴールドアリュール。SpecialをいじることでゴールドアリュールNureyevを活性化させる仕掛けは同じです。

 

一昨年ゴールドアリュールは亡くなりました。

ただ、未だにダート界ではゴールドアリュールの産駒が頂点にいることが多いですし、エスポワールシチースマートファルコンのような後継種牡馬も悪くない。それどころか後継種牡馬の本命と言えるようなものが現れたのですから、ますますゴールドアリュールの血は残りそうな気配がします。実はサンデーサイレンスの父系で一番残る可能性があるのではないでしょうか。。

また、個人的には母の父ゴールドアリュール(今回のチャンピオンズカップではオメガパフュームがそうでした)もいい馬を出してくれそうな気がしております。ララベルの仔は結構楽しみ。

 

クリソベリル、どこまで連勝を伸ばしていくでしょうか。非常に楽しみです。

ロンシャンの壁なお高く

風光明媚なパリのロンシャン。

その美しさとは裏腹に、ロンシャンのコースは過酷であった。

 

Prix de l'Arc de Triomphe(凱旋門賞)、果敢に挑戦した日本馬三頭は、勝利を収めることができなかった。

日本馬最先着のキセキが7着。ブラストワンピースはブービーの11着。フィエールマンはそこから15馬身離れてのしんがり12着。結果だけ見たら大敗であった。

それでも、海外遠征に挑戦した英断は称えられるべきものであろう。まずは三頭の陣営にはお疲れ様と言いたい。

 

日本馬として初めて凱旋門賞に挑戦したスピードシンボリから半世紀。欧州風の芝のレースを重視する日本競馬界からすると、欧州競馬の芝最高峰ともいえる凱旋門賞は、目標であった。そこには、美しくも過酷な凱旋門賞というレースへの憧れがあったのかもしれないが。

1999年、エルコンドルパサー2着。

もう憧れではない、現実に勝てる所まできた。そう思ってから20年たった。

その間、現役最強馬の挑戦もあった。惜しいレースもあった。

ただ、勝利には至っていない。

 

どうすればよいのか。

 

毎度言われる馬場適正。実際あるだろう。

ただ、血統的にロンシャンの馬場が向かない、ということは、もはや言えない。欧州にいるディープインパクト産駒が活躍し、世界の名牝がディープインパクトの血を求めて種付けしに来ているのだから。

育成法が良くない。そうなのだろうか。

なら、オルフェーヴルは何だったのか。オルフェーヴルだけ特殊な育成法をしたのだろうか。そんなことはないだろう。

日本の高速馬場がいけない。その側面があるのは否めない。日本の馬場で走るときと欧州の馬場で走るときとでは走法が変わるというのだから。

と言っても、気候等で変えることは簡単にいかないだろう。それに、日本の高速馬場は「安全」を追求した結果、副産物としてできたものであるから(という風に造園する人は言っている)。できるだけクリーンに凸凹がなく走りやすい馬場にする。その理念自体は決して批判されるべきものではなく、大事なものであるのは事実なのだから。

 

そもそも、ロンシャンの馬場が向く馬なんてわかるのだろうか。

馬場を欧州風にして育成すれば、凱旋門賞を勝てるようになるのだろうか。

確率は高くなるかもしれない。

ただ、それだけでうまくいくなら苦労はしない。

当たり前だけど、最低限の走力は必要で、そのうえでの適正なのだ。これまでのやり方を変えることは悪くないが、それでだめになってしまうこともあろう。

 

一番可能性が高くなるのは、半年くらい海外遠征をして完全に欧州の馬場に慣れさせることだろう。ディアドラなんて、かなり欧州仕様の走り方になっている。

ただ、長期の海外遠征をした場合、日本に帰ってきた後の検疫に最低3か月はかかる。ということは、凱旋門賞に出た後、ジャパンカップ(あるいは有馬記念)に出るということは不可能だ。走法が欧州仕様になっているとなると、その後日本のレースで活躍できる保証もない。

言うのは簡単だけど、実行するには実はハードルが高い。

本当に勝ちたいのなら、それでもこのやり方で挑戦するという覚悟が必要なのかもしれないが。

 

多くの人が望んでいるのは、日本の芝最強馬が凱旋門賞に出て勝った後に、ジャパンカップないし有馬記念に凱旋出走する、というものなのが実情だ(これは同時に日本で微妙な馬が馬場適正で凱旋門賞を勝ってもあまり喜ばれないということも意味している。その場合でも勝者を称えてもらいたいのだが)。距離、馬場、コースなどでより細分化、専門化している世界の競馬界からすると、かなり実現が難しい願いなのかもしれない。

ただ、エネイブルがジャパンカップに出たら、あっさりと勝ってしまうのではないか、とも思えてしまう。彼女の力なら馬場適正の違いなんて些細なものだと思ってしまうから。

 

やはりやらなければいけないのは、馬場や環境の違いでも対応できる、真に強い馬の育成になるのだろう。

そのためには、挑戦すること、様々な方法を試してみること、試行錯誤して失敗して改善していくしかない。

強い馬をつくるのに近道はなく、ひとつの道しかないわけでもない。正解はなく、道のりは遠いかもしれないし、実はゴール寸前なのかもしれない。

 

強い馬をつくってやるという情熱と覚悟。

ロンシャンの壁を超えるには、やはりそのことが重要なのだろう。

結果的に抽象的で当たり前なことなのかもしれないけど、当たり前なことをするのが一番大事なのだから。

深い衝撃 深い悲しみ

ディープインパクトが亡くなった。

 

自分は、ダート競馬が好きだし、ひねくれ者でもあるので、いかにも「エリートの英雄」な感じがするディープインパクトのことは、特別に好きというわけではなかった。

ただ、それでも様々なレースが思い出される。

この馬に三冠を持っていかれると感じた若駒ステークス

横山典弘騎手が完ぺきな騎乗をしたにもかかわらず力でねじ伏せた菊花賞

引退レースとなった有馬記念は、フジテレビの三宅アナの実況もラジオNIKKEIの小林アナの実況も含めて覚えている。

 

亡くなったことがトップニュースとして取り扱われる馬。競馬を知らない人でもその存在を知っていた馬。

それが、ディープインパクトだった。

 

競走成績だけでなく、種牡馬としても優秀だった。

日本で8年連続リーディング。世界のクラシックレースにも出走し、勝った産駒だっている。

産駒が種牡馬として供用されているのは、アメリカ、アイルランド、フランス、イタリア、南アフリカニュージーランド、オーストラリアに、トルコやチリまで。世界各地にディープインパクトの血は拡がっている。

 

馬主の人でも、いつかはディープ産駒を持ちたい、それでダービーを勝ちたいと思う人はいっぱいいたであろう。

 

世界中に影響を与えたスーパーホース。

こんなスーパーホースが亡くなってしまったことに、深い衝撃を受けている。深い悲しみにくれている。

 

それでも、競馬は続く。悲しんでばかりではいられない。

そして、ディープインパクトを超す馬を育てよう。

それこそが、ディープインパクトに対する最大の供養であるかもしれない。

 

お悔やみ申し上げます。

書くことあれこれ

お久しぶりです。

前回のブログから1か月以上が経ってしまいました。

その間、競馬界にはいろいろとありましたね。

前回のブログの続きでいうと、騎乗停止となったルメールかしわ記念を勝って、謝りながらインタビュー、そして休暇(結構楽しんでいたような)。ルメールの代役となったレーンはヴィクトリアマイルを勝つも、東京優駿では残念な結果に。

他にJRAでは、東京優駿が行われ、2歳の新馬も始まり、北海道シリーズも始まりと、夏競馬へと移ろう感じ。ただ、前代未聞の大規模となる禁止薬物混入事件などもあって、揺らいでいる気もします。

地方では、的場文男のいない東京ダービーが行われたり、柏木騎手の大怪我があったり…。

悲喜こもごも。それでも競馬は続きます。

 

個人的には、久しぶりに東京優駿を見に行きました。これは後でブログに載せましょうか。

もちろん、今年も東京ダービーにいっています。こちらもブログで感想を書きたいと思います。

 

ここで告知。

私(野田洋平)が武蔵小杉にあるコミュニティワインバー「こすぎのENGAWA」で6月22日(土)に競馬イベントを行うこととなりました。

kosugi-engawa.com

お酒などを飲みながら、みんなで翌日行われる宝塚記念など競馬のことを語りあいましょう、という企画です。

参加料等は特にかかりません(もちろん、飲食代はかかりますが)。

ご参加いただければ幸いです。

よろしくお願いします。

 

今回はこんなところで。

ダービー観戦記も書かないといけませんね。