オグリキャップをもう一度

競馬好きの行政書士が競馬について気ままに書くブログ 馬主申請の代行も行っております

ここ最近競馬界であった、考えなければいけないこと

ご無沙汰しております。

2月は体調を崩す等いろいろありまして、ブログを更新できず仕舞いでした。申し訳ございません。

日々楽しく発信することの重要性は感じておりますので、3月はブログもしっかりとやりましょうね。

 

と言いながら、あまり楽しくないことを書くのが今回。

2月、いろいろあったと書きましたけど、競馬界もまあいろいろなことがありましたね。

大ニュースとなったのが調教師含む厩舎スタッフの持続化給付金不正受給問題。

そもそもが「不正」なのか、本当に要件を満たしていないのか、詳細が分からない以上、多くを述べることは致しません。

ただ、調教師会が給付金の返還を求める通知を出していること、人脈等を使って「皆に支給される」旨の宣伝をしていたこと、特に、調査で分かったこととして競馬記者を通じて紹介してもらい申請手続をしたというのは、道義的に問題であると思います。

実際、競馬の売り上げ自体は減っているどころか増えていて、賞金そのものは支給されているので、その点についてコロナによる減収はあり得ないわけです。前年度に比べて下がった場合は、管理する馬の成績が下がったときなわけで、それをコロナ禍を理由に受給してもらうというのは、さすがになぁ、となってしまいます。

1月のパワハラや関係者自らが潜脱して馬券を購入する際にも述べましたが、競馬は公営ギャンブルである以上、法を遵守し、国民の信頼を確保するための公正の担保が必要なのです。今回の問題は、本当に法に触れるか、となると調査が必要になるでしょうが、少なくとも国民の信頼を揺るがす出来事となってしまいました。しかも、それが競馬関係者主導で行われたのですから、大問題となるのです。

今後は、よりクリーンで安心して競馬を楽しめるような環境を作らないといけないのだと思います。今までなあなあでやってきたことを明確に書面等にしてはっきりとさせないといけない。

おそらく、馬主、調教師、さらには管轄する上位団体等がしっかりと話し合って決めないといけないこともあるでしょう。

競馬が盛り上がってきている今だからこそ、やらないといけない。

競馬好きで、法律家である自分としては、再度クリーンな競馬界になるために、何かやっていきたい。そう改めて思った2月でした。

 

他、興味を持ったこととして、馬主と育成場や調教師等との各種契約というのがありましたが、それは次回にでも。また難しい話になりそう…。

本当は楽しくウマ娘の話でもしたいんですけどね(ダウンロードはしたけど時間がなくて放置していますが)。