オグリキャップをもう一度

競馬好きの行政書士が競馬について気ままに書くブログ 馬主申請の代行も行っております

シルクホースクラブ一口価格10万円未満の中からおすすめする馬

一口馬主をやっている人なら、募集価格がそのまま戦績に反映されるものではないことは誰もが知るところ。シルクでいえば、アーモンドアイ(一口6万円)、イクイノックス(一口8万円)、インディチャンプ(一口7万円)、ブラストワンピース(一口4万円)と、歴代獲得賞金上位4頭がいずれも一口価格10万円未満の馬。
出資する以上、走るのなら安い方がよりいいのは当たり前。
ということで、一口価格10万円未満からおすすめの馬を紹介します。

 

 

16ユキチャンの22

父:ドレフォン 母の父:クロフネ 牝馬 武井亮厩舎
母は白毛シラユキヒメ一族を代表する繁殖牝馬
同馬は白毛ではないものの、人気はかなりある様子。
というのも、トモの筋肉が見事であるから。トモ以外も、肩、胸前といった全体的な筋肉量は豊富。それでいながらごつくなりすぎず綺麗に見せているのは、名繁殖牝馬ユキチャンの仔だからか。
気性は穏やかでありながら、俊敏性に富んでおり、スピード能力もかなりのものがありそう。
ダート・芝どちらもこなせるイメージ。

22プロミストリープの22

父:ナダル 母の父:ヘニーヒューズ 牝馬 上原佑紀厩舎
2歳時でも400キロに満たない半姉とは異なり、1歳夏までの時点ですでに456キロ。半姉が初仔であるうえにあまり大きな仔を出さないオルフェーヴル産駒であるのに対し、こちらは馬格のあるナダルということで、違いが出たのであろう。
肩回りとトモの筋肉量が豊富で、ダッシュ力がありそう。
おそらく適性はダート短距離。しかも早い時期から動けそう。
JRAだと早い時期にいい番組がないが(JRA側の怠慢とも言えるが)、ダート短距離なら牡馬混合でも上位に行けるだけの資質は秘めていると思う。
あるいは母と同じく南関東に転厩という手も?
上原佑紀師は有望な若手調教師。覚えておいて損はない。

30ロッテンマイヤーの22

父:アドマイヤマーズ 母の父:クロフネ 牝馬 新規開業厩舎(森厩舎)
ゆったりとした腹袋を持ちながら、全体的には品のある馬体に見せているのは、ビワハイジの血を引くからか。
前進気勢があり、ボス的存在の一頭でありながら、オフのときはゆったりとできるそうで、調整しやすそう。
動画で見ると、前脚の出が硬いが、母もそうであったようなので、そこまで心配しなくてもいいのかもしれない。
なお、厩舎の森師は堀厩舎出身。

33シャンハイロックの22

父:シルバーステート 母の父:ロックオブジブラルタル 牡馬 宮田敬介厩舎
臀部やトモの筋肉が見事。馬体のフレームは半兄ジェネラーレウーノにも似ている。
歩様はパワフル。
今後さらに成長すれば、兄同様の活躍も。

39トレジャーステイトの22

父:フィエールマン 母の父:Oasis Dream 牡馬 手塚貴之厩舎
今回の一番人気。半兄に重賞馬ピースオブエイトがいて、母の出産時年齢等がよく、馬体の測尺もちょうどよいサイズ。さらに父と同じ手塚厩舎で、一口10万円未満とお手頃価格。馬体を見る前から人気だったのが、カタログが送られてきたらさらに人気に。
滑らかで推進力ある前脚の出。全体的に美しいフレーム。可動域が広くダイナミックなフットワーク。
現状まだ後ろ側に寂しさがあるものの、成長の余地は十分。
一番人気なのも納得できる。

52ガルデルスリールの22

父:ハービンジャー 母の父:ダイワメジャー 牡馬 池江泰寿厩舎
カタログだとあばらが浮き出て見えたが、肩や臀部当たりの筋肉量自体はしっかりとある。
むしろ、皮膚の美しさに目が行き、健康面での心配は少ないと思われる。
可動域の広さと緩さがいいバランス。
あとは背中あたりに筋肉がつけば。

54ステップオブダンスの22

父:ドレフォン 母の父:ゴールドアリュール 牡馬 高野友和厩舎
胸、腹、臀部の筋肉量が豊富。背中のラインと腹のラインが綺麗に上がっており、走るドレフォン産駒の特徴も出ている。
踏み込みもしっかりとしており、可動域も広め。ブレが少なくドレフォン産駒らしい体幹の強さも見せる。
繋ぎや歩様、血統からダート適性はかなりのもの。
やや寂しく映る頸、肩回りは、ゴールドアリュールの血が入っているなら今後力強く成長すると思われる。
厩舎は牝馬に良績が多く、ダートのイメージは少ないものの、師の出自を考えればダートでもやれるはず。
ロジータ記念を勝った母の代表的な産駒となりたい。

59メリーウィドウの22

父:ナダル 母の父:ゴールドアリュール 牝馬 西村真幸厩舎
1歳夏前で牝馬でありながら510キロ超え。それでいながら、いい意味で大きさを感じさせないバランスがとれた馬体をしている。
しかも、動きは力強さもありつつ滑らか。首の使い方も上手。
母メリーウィドウは初仔ジュディッタ(父ダノンレジェンド)を見たときからいい繁殖牝馬になると思った馬。その後も勝ちあがる仔ばかり出しており、隠れ名繁殖牝馬といえる。
かなりお買い得な一頭。

63アドマイヤアローの22

父:ヘニーヒューズ 母の父:ワークフォース 牡馬 渡辺薫彦厩舎
カタログ時にはやや寂しく見えたが、それは関節洗浄の手術をして筋肉が落ちたから。7月下旬のツアー時には見違えるような馬体をしていたと聞く。
寂しく見えたカタログ時でも、ヘニーヒューズ産駒の特徴である高く盛り上がった臀部をしていた同馬。筋肉が戻ってきたのなら、ダートで好成績をあげられるだろう。

67ギエムの22

父:アドマイヤマーズ 母の父:Medaglia d'Oro 牡馬 藤原英昭厩舎
前後のバランスがとれ、フレームは綺麗。
まだ緩さがあり、歩様のバランスはバラバラに映るが、俊敏さを感じる。
藤原英昭師が結構気に入っている様子。

68モルジアナの22

父:サートゥルナーリア 母の父:Dubawi 牡馬 新規開業厩舎(福永厩舎)
モルジアナの仔らしい筋骨隆々な馬体。それでいてごつごつせずバランスがとれて見えるのは、サートゥルナーリア産駒だからであろうか。
踏み込みの力強さ、リズミカルな歩様も好感。
やや気性面に問題がありそうだが、スピード能力で圧倒すれば。
厩舎はかなり期待されている福永祐一師。

69マルーンエンブレムの22

父:スワーヴリチャード 母の父:オルフェーヴル 牡馬 武英智厩舎
コンパクトでありながら筋肉が詰まった感じに見えるのがスワーヴリチャード産駒っぽい。
気性は激しいが、それが前進気勢にもつながっている模様。
トモに力強さが加われば、さらに良くなる。

70パールデューの22

父:スワーヴリチャード 母の父:キングカメハメハ 牝馬 庄野靖志厩舎
マルーンエンブレム同様コンパクトではあるが、滑らかさも加わっているのは母の父がキングカメハメハだからか。
肌の感じも良く、さらに筋肉がつけば。

76ソーディヴァインの22

父:アジアエクスプレス 母の父:キンシャサノキセキ 牡馬 野中賢二厩舎
骨太で雄大な馬体はいかにもアジアエクスプレス産駒。
歩様は硬めも、ダート馬と考えれば納得。
健康面の不安も少なく、長く走ってくれそう。