オグリキャップをもう一度

競馬好きの行政書士が競馬について気ままに書くブログ 馬主申請の代行も行っております

船橋から世界へと通ずる道

船橋競馬場の馬房で生まれた馬がアメリカ遠征をした。それも、ワシントンインターナショナルというビッグレースに。昔見た競馬の本にそんなことが書いてあって、驚いた記憶がある。その馬の名はタカマガハラ。生まれは長野県の霧ケ峰牧場となっているが、当…

東京の二千に咲いたムテキの舞い

本日4月11日はヤエノムテキの誕生日。オグリキャップで本格的に競馬を知ることとなった自分にとって、同世代のヤエノムテキはまた思い出に残る馬の一頭でもあります。また、今週末はヤエノムテキが勝った皐月賞も行われます。ということで、今日はヤエノムテ…

受け継がれるキングの血

報知グランプリカップはギガキングが好位から抜け出し完勝しました。これでギガキングは船橋コースで4戦4勝。以前当ブログでも書きましたが、ギガキングはオメガパフュームと同じセイリングビューティ牝系出身。オメガパフュームが右回りを得意とするのに対…

Tiznowの時代

共同通信杯はダノンベルーガが快勝しました。キャリア2戦目でありながらスーッと抜け出す様は、能力の高さを感じさせるもの。右トモに不安があり、右回りが微妙なことから、皐月賞はわかりませんが、東京優駿の最有力候補に躍り出たと言っても過言ではありま…

ロマンあふれる良血重戦車 ~メジロアルダン~

昨日は「メジロライアン」と見せかけて「ライアン」の話を書きましたが、今日はメジロの名馬、メジロアルダンについて書きます。まあ、昨日ウマ娘関連で話題になったみたいなので、便乗する形ですが。 ウマ娘で強いカードになったらしいメジロアルダン(ゲー…

ライアンなどについてのお話、といっても現役のライアンの方ですが。しかも、馬主が牧場を持つ流れになってきているというお話。

昨日2月6日は大川慶次郎氏の誕生日でした。亡くなってもう20年以上経っていますし、最近競馬を始めた方は知らないかもしれません。通算4回1日の全レースを当てるパーフェクト予想を達成し、「競馬の神様」と呼ばれた予想家でした。 その経歴以上に有名となっ…

冬に咲き誇ったライラックのブーケ

デビュー前のライラックの追い切りはよく覚えている。軽く走っているように見えて、追い切りパートナーに大きく先着。軽やかにスピード感あふれる走りを見せ、大器の可能性を感じたものである。血統を見て納得した。自分が好きなスカーレットインクの牝系で…

壮大なる楽劇を奏でたる名馬、逝く

「福永家にとって悲願でしたから」福永祐一が日本ダービーを始めて勝った時のコメントだ。天才と呼ばれながら、怪我により若くして騎手人生を絶たれてしまった父福永洋一。その息子として、18回ダービーに挑戦して有力馬に乗りながらも勝てなかった福永祐一…

恋は盲目な状態からアカイイトで結ばれて幸になった話 ~エリザベス女王杯~

「恋は盲目」とヴェニスの商人のセリフにあるように、今も昔もカップルの多くは好きになってしまったら周りが見えなくなってしまう。あなたに夢中。欠点だって長所に見えてしまう。あばたもえくぼだし、ダメなところが可愛く思えてしまうのである。 最たる例…

素質開花で母娘制覇 ~ロジータ記念~

応援していた馬の仔がデビューすると、嬉しくなる。そういう時に、競馬ってやはりブラッドスポーツなんだな、と感じる。 牡馬の場合、種牡馬になるのは難しい。ただ、種牡馬になれば、年に数頭、多ければ100頭以上の仔を残すことができる。もちろん、生存競…

クインの血、世界の女王となる

JBCの血統的振り返りの途中ですが、本馬のBCで日本競馬史上に残る偉業が達成されましたので、先にそちらを。 ブリーダーズカップシリーズで日本馬が2勝をあげる快挙。しかも、そのうち一つは、ブリーダーズカップシリーズが創設されたときからある7つのレー…

JBCを振り返る その1・JBCレディスクラシック

ジャスタウェイという種牡馬は評価に悩む。G1馬も輩出しているし、クラシックで人気になった馬もいる。短距離重賞を勝った馬もいるし、ダートで活躍する馬もいる。そう書くと、優秀な種牡馬な気がする。ただ、「何か思っていたのと違う」という感じがあるの…

右回り巧者と左回り巧者と

バタバタしていて書きたかったことも書けないでいました。競馬は毎日やっているので、すぐにネタが古くなってしまいますね。なんとか新鮮なうちに提供できるよう頑張ります。 先週のダービーグランプリでギガキングが勝ちました。同馬は2歳時に南部駒賞も勝…

今週の競馬

週末はスプリンターズSにダービーグランプリ、凱旋門賞など様々なレースがあって、ネタもたくさん。追々書いていきます。 10月最初の月曜日。新期の始まりでもありますし、競馬でも大きいレースが目白押しとなる季節。楽しみですね。 それでは今週の競馬につ…

職業倫理

今週、JRAの調教助手が動画投稿サイトで競馬予想を載せる行為をしていたということで、処分が下されました。また先週は、佐賀競馬でですが、岩永千明騎手が通信機器を持ちこんで騎乗停止になりました。 確かに、スマホを持っているのが当たり前な時代では、…

スーパーカーの源は今なお健在 ~Quillについて~

昨日ブログで書いたランディスシティ。4代前の母がザベリワンだということについても、昨日触れた。改めてザベリワンの血統を見てみると、父がOne for Allだったということに気づく。現在南関東に、父ディープインパクト×母ラヴェリータのワンフォーオールと…

走れ東京シティ競馬を 走れ世界へ

2着馬に4秒1差をつけての圧勝。それも、持ったままだった。噂通り、いや、着差を見れば噂以上の勝ち方だった。その馬の名は、ランディスシティ。育成段階では先日大井で行われた2歳重賞ゴールドジュニアでこの時期の2歳馬ではお目にかかれない時計で勝ったマ…

競馬界先週(8月30日~9月5日)の出来事と今週(9月6日~9月12日)の予定

【先週の出来事】 8月31日(火)、川崎競馬場で行われたスパーキングサマーカップでサルサディオーネが逃げ切り勝ち。このことはブログにも書きました。 8月31日、JRA二冠馬ドゥラメンテが繁用されていた社台スタリオンステーションで亡くなりました。9歳とい…

あまりにも短い、荒々しい馬生

キングカメハメハ×エアグルーヴプラスサンデーサイレンスの完成形。ドゥラメンテの馬体を表現すると、そうなるかと思います。硬くて柔らかい。張りがある筋肉をまとっていながら、可動域が広く、柔軟性に富んでいる。そんな馬体。その硬さと柔らかさは、同時…

夏に輝くサルサの女神 ~スパーキングサマーカップ・サルサディオーネの血統~

スパーキングサマーカップはサルサディオーネが逃げ切った。これでスパーキングレディーカップに続いて川崎マイルの重賞を連勝。一つはJRA交流、もう一つは牡馬とのレースと考えると、中身も濃い。馬体の張り等見ても、今が充実期といえる。 妹のサルサレイ…

ながくつづくもの

柴田善臣騎手が8月8日にレパードSを勝ち、JRAの最年長重賞勝利記録を更新しました。そうしたら、翌日9日にクラスターCでまたしても柴田善臣騎手が勝利。2日連続で重賞勝ちを収めたとともに、またもやJRA最年長重賞勝利記録を更新。55歳にして2日連続重賞制覇…

スポーツの祭典とファインポート

東京オリンピックが終了した。種々のゴタゴタに加え、コロナ禍においてスポーツの祭典たるオリンピックを開催する意義はあったか、など問題もあったかもしれないが、開催してからは大きな事件もなく、日本勢のメダルも相まって、開催したのは悪くなかったの…

叡智の光でゆくてを照らせ ~ブリーダーズゴールドジュニアカップ・シャルフジン~

衝撃が走った。4月1日の門別競馬場。その日は能力検定試験が行われていた。その第3レースで47秒7という、2歳馬の能力検定試験で歴代最速の時計が出された。いくら当日の馬場が時計の出やすいものであったにせよ、4月の2歳馬では考えにくい時計だ。しかも、大…

ヴァンセンヌを考える

高知優駿は地元生え抜きの意地を見せてハルノインパクトが優勝した。これで黒潮皐月賞に続いて二冠達成。高知優駿には、大外枠から4着に粘った佐賀の二冠馬トゥルスウィーも参戦していた。この二冠馬には共通点がある。2頭とも父がヴァンセンヌなのだ。 ヴァ…

九州産馬という選択肢

以前、トキノノゾミがたんぽぽ賞を勝った際に、九州産馬について少し書いたことがあります。 そうしたら、今年の3歳は九州産馬が大活躍。フェニックス賞を勝ち、重賞のフィリーズレビューや葵Sで2着となったヨカヨカを筆頭に、福島2歳Sを勝ったルクシオン、…

最初のキングはファイナルキングに

今年から重賞となった若潮スプリント。初代キングになったのはファイナルキングでした。 初代なのにファイナル。 スピードを活かしての見事な逃げ切り勝ち。 ではそのスピードの源は、と考えると、やはり血統にあるような気がします。 父サウスヴィグラスは…

ライスシャワーはずっと「ヒール」ではなく「ヒーロー」だった

天皇賞(春)と聞くと、やはりライスシャワーのことを思い出してしまう。 メジロマックイーンの三連覇を阻んだ1度目の勝利。2年間勝てなかったライスシャワーが早めに捲り、ステージチャンプをハナ差凌いで復活した2度目の勝利。ともに思い入れが深い。 ミホノ…

アメリカンドリームを掴んだ「最も偉大な2分間」

観客が「My Old Kentucky Home」を歌い、最も偉大な2分間が過ぎ、勝者にはバラのレイが掛けられる。約5万人と、通常時より人数制限はされたものの、チャーチルダウンズに感動的な光景が戻ってきた。 ケンタッキーダービー。世界中の競馬関係者が最も勝ちたい…

紡いできた血を見る楽しさ ~レイパパレの血統を見て~

戦前は無敗で三冠を達成したコントレイル対アーモンドアイにも勝ったスピード女王グランアレグリアの決着になるのでは、という下馬評が多かった大阪杯。 終わってみれば、戦前の下馬評をあざ笑うかのように、レイパパレが逃げ切った。 無敗のニューヒロイン…

笠松競馬に関する報告書について思うこと

4月1日、元調教師や元騎手(事案当時は現役)らの馬券購入で儲けたお金に関する申告漏れから端を発した一連の笠松競馬不適切事案について、第三者委員会からの報告書が出されました。 全56頁、中身もかなり重いものとなっていました。 約4割の騎手、調教師が事…